高森東児童センターで「産後の骨盤ケアと日頃の体の使い方について」の講座をさせていただきました。最初にセンターの先生が手遊びをして下さいました。お母さんが赤ちゃんと一緒に歌いながら体に触れていきます。生後3か月と4カ月の赤ちゃんたちもニコニコ楽しそうでした。場がなじんだところで、早速体を動かします。
先ずは操体法の特徴の「体がつながっていること」、「歪みを正すこと」、「ゆっくり気持ちよく動くこと」を説明。話を聞いていた中の2名が横座りをしていたので、やり易い方とやりにくい方があることをチェックしてもらいました。反対側への横座りはやりにくいことが判明。歪みがあると自然に行う動作が歪んだ動きになっていると伝え、整える操体法を行った後にまたチェックしてもらうことにしました。
今日行ったのは、膝倒し・胸反らし・カエル足・4つバイです。歪みがあると将来ギックリ腰になったり、慢性腰痛、肩こり、片頭痛、股関節痛などの痛みに悩ませられたりすることを伝え、毎日少しずつケアを続ける意味を説明しました。さて、最後に動きの確認です。最初に横座りしていた二人、左右両方に横座りを試してもらいました。「あれ?私どちらがいいって言いましたっけ」左右差が無くなっていたようです。どちらも出来るようになったからと言っても、横座りはしない方が良いですよ。体に歪みを作ってしまいますからね。😄参加された皆さんは、とても明るく積極的で、自分の違和感に気がつくことが出来たので、反応もよく変化も出ました。
最後に赤ちゃんの抱き方を練習しました。「抱っこは苦手でいつも縦抱きしちゃっています」とみんなが言うのですが、本来今の時期はまだ丸く抱くのが必要な時期。最初にバスタオルで包むようにして正中線を整えて丸くなった赤ちゃんを片手で抱けるように位置を探って・・・親も子も居心地の良い形を捜して抱っこしてもらいました。「楽に抱ける!」「もう腕の中で寝ちゃいそう」・・・反応は上々です。
毎日の子育てを夢中で頑張っているママに、絶対知って欲しいと思います。赤ちゃんも気持ちよくそしてママも気持ちよく出来るように操体法を是非。
コメント