今朝の新聞に、糖尿病の病状管理状況を調べる術として握力が使われていることが書かれていた。握力が全身の骨格筋量や筋力の指標となるとされている。
手軽に使うことが出来る握力計であるが、体の意識によって随分と数値が違ってくる。
操体法で大切にしている「手は小指・足は親指を意識して動く」を知っている人と知らない人では、数値が違ってくる。今日も60代女性でそれが実証されました。
いつもの自分のやり方で一生懸命に力を出した結果、17.5㎏の表示。60代で⒛㎏に届かないなんて、いつもの彼女の働きぶりを知っている私はそんなはずはないと確信。握り方に気を使って、小指側からしっかり力を入れるように指示。それを意識したら立ち方から変わってきて、その結果 23.5㎏に変化。操体法が好きで毎日何か動いて調整をしているはずの人でさえ、基本の基の体の使い方が身についてないよう。使い方に無駄があれば、体に歪みを作りやすくなるはずです。
整えるケアも大切ですが、壊さない使い方『手は小指』忘れないでください。
コメント