千春先生コラム操体法橋本敬三言葉に秘められたもの

病名が付く前に

敬三先生の著書に「病名がついた時はもう遅い」があります。

 私たちのからだはね、基礎構造が狂ってきて、少し捻じれたり曲がったりすると、てきめんに気持ち悪くなる。それを構わないでおくと、働きが悪くなる。それをもほおっておくと、しまいには本当に中のものがくずれたり、はれたり、腐ったり、様々な変形が見られ始めるのです。つまり、第一段階は気持ちが悪い第2段階は働きが悪い、第3段階中のものが変質する、という段階があり、現代医学の病名っていうのは、中の物が変化し、機械が壊れたという事が証明されて初めてつけられるんです。 からだの設計にミスはないより

 現代医学の検査で見つけられる病気は第3段階でのことのようです。自分が変だなと感じて受診しても、「検査上は別に異常はないですよ」と言われた経験ありませんか?診断がつかないことで、安心しても良いはずなのに、不調を感じているのになぜ?と、心配が膨らんでいく方もいるようです。この敬三先生の言葉によれば、まだ基礎構造の狂いが小さい段階だよ!ほっと置くと本当の病気になるよという事になります。そういう流れを知っていれば変な不安は要りませんね。でも、不具合がある自分がすべきことは何なのか!これが問題です。

操体法で狂いを元に戻すことをしましょう。体からの声に耳を傾けてどこが気持ち悪いのか、色々動いてみて探し出し、そこから気持ち良い方へうまく逃げてみましょう。それで改善しちゃうんです。人間の身体って、そういう風にありがたく出来ているんです。どう動いてみればよいのか、そのコツを学びに、是非一度体験に来てください。ちょっとへんなことが・・・その時が動くべき時です。

1回だけの受講も出来ます。勿論動きだけではなく、食事の仕方や息の仕方・考え方・環境との折り合いを見直すことも必要です。気持ち良いと感じられること(後味ですよ)を体と相談して見つけること、これが大切です。

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