敬三先生の孫であり夫の雄二が他界して10週が経ちました。多くの方に沢山の励ましやお悔みの声をかけていただきましたこと、心から御礼申し上げます。納骨も無事済ませました。敬三先生夫婦そして両親と一緒のお墓に納め、少し肩の力が抜けました。『百箇日は嘆き悲しんでいた状態から脱け出し、悲しみに一区切りをつけ、それぞれの日常に戻っていく節目の法要です。』と聞きました。つまりその日までは、悲しんで涙を流してもよいということ。人は少しずつ忘れることができるから、違う道を見つける事が出来るのかもしれない。今は故人との思い出を大事に供養をしていたいと思います。
亡くした悲しみも勿論ありますが、残された者としての責任と使命を感じています。『操体法をみんなの知るもの活用されるものにしなければ!』そんな思いがあります。医療としての活用もありますが、暮らしの中で自分でできる不調を起さないための予防習慣として広げていきたいです。歪みが不調の入り口だから、歪み直しの朝晩の身体の手入れ、そして息食動想生き方に、「気持ち良いは身体に良い」ということを判断基準として、活用して欲しいのです。
温古堂にいらっしゃる生徒さんには、「そうだそうだ」と後押ししていただいています。身体に備わっている力を十分発揮できるように、体と相談して気持ちの良いことをするという考え方を皆さんに伝えていきたいと思います。
コメント