千春先生コラム操体法温古堂通信

操体法のオノマトペ😜😝

オノマトペとはさまざまな状態や動きなどを音で表現した言葉のこと。的確な擬音語が体を動かすことには有効と言われています。

幼稚園児が7段の跳び箱に挑む時のオノマトペを記すエッセーがありました。

皆が飛べるようになる魔法の言葉は『サー・タン・パッ・トン』  

サー(走り出す)タン(踏み台で飛ぶ)パッ(両手を付く)トン(着地)と唱えさせると、ほとんどが飛べるようになったそうです。擬音語が、リズムやタイミングの調整に役立つことに驚いたとのこと。

操体法での『動く・止める・撓める・やめる』を表す的確な擬音を探すとどうなるのかな? 

やめる=瞬間脱力を敬三先生が行っているのを見て、周りの人がその施術法を(当時はまだ名前がなかった)カックン療法と呼んでいたとの話が残っていますが、皆さんは自分に合った言葉選びができているでしょうか?

誰かの真似をしても自分の感覚に合わないと、うまく体が動かないしタイミングも取れない。皆さんはどのように言葉を選んでいますか?私は・・「ゆっくりスー・・フワー‥居心地よくジワー‥はいストン。フー」かな。動作の説明も大事ですが、分かり合えるオノマトペを見つけたら、動きがスムーズ、結果も導けると思いませんか。

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