頑張って、ガンマンして、きちんとやらないと、動かさなければ動かなくなる・・・このような考えが、皆さんが思っている常識のようですが、その反対、痛いのを我慢して無理して頑張ることをしなくても体は良くなれるのが操体法です。
操体法で必ず行う動診「対称な方向への動きを比べて見る」を行った後に、「違和感なく気持ちよく楽に動ける方向へ動きます」と言うと、「え?」となります。加えて「ゆっくり、ゆったり気持ちよく、突っ張りや違和感などが出ないように」というと「こんな動き慣れてない」「こんなんで良いのでしょうか?」と半信半疑の様子になります。
2・3回行った後、再動診すると、「あれ?変わっている」と体は変化してくれています。(中には、「さっきと何か変わったのかわからない」と気がつけない場合もありますが)そこで、皆さんに「こんな風に動くのが操体法です。毎日体のケアに実践していれば、病気知らずでいられるはずです。小さな歪みのうちに正して下さい。」とお伝えするのですが、どうにもこれまでの習慣と逆の考えに、頭が違和感を持たれるようです。自分で行うとどうしても力が入ったり、動きが早くなったり、結果に導くことが出来ないことも多いようです。体操やストレッチと違う、操体法ならではの動き方で、体を整えることを日常の習慣として広がって欲しいです。
身につけるためには、実践が一番です。是非月曜火曜に開催している教室に参加してみませんか?
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