千春先生コラム操体法温古堂通信

どの動きをすればよい?🤩😆

操体法に型はないと言われています。「自分の身体が一番快適な動きを見つければ良い。」「忍者のようにスーっと逃げて」と敬三先生は書き残していますが、順番や動き方がはっきりしないことを行うのはハードルが高いようです。「自分なりに」が必要な操体法のこだわりをどのようにわかりやすく伝えていけば良いか、日々研究しています。

日本操体学会会員で長野でヨガ教室を開いている小池さんが、イサキ5月号に活動の様子を投稿されました。それを読んで東京の土谷さんから、メールをいただきました。「私も同じようにヨガ教室やサークルで徐々に操体法を取りいれていて、生徒さんに好評です。私自身が股関節痛に悩まされ、様々な方法を試すなかで操体法を知り、橋本先生の本を見ながらですが実践したところ短期間で快方に……そのよさは他の方法ではなかなか効果を見出だせませんでしたので、今では操体法にぞっこんです。
もっともっと実践して学びたいと思っております。」

嬉しいコメントです。運動の中に徐々に操体を入れていくことで、ハードルが低くなっていくことがあるかと思います。元気な方が始める運動教室での(鍛える)に(整える・動きを工夫する・体を意識する)が加われば、運動後にバランスの良い身体になっていくと思います。身体の使い方や整い方が自然に身についていくのは素晴らしい事だと思います。

すでに問題を抱えて温古堂にいらっしゃる皆さんには、自分で出来る自分に合わせた改善法をお教えしています。カスタムメイドを見つけられるのも操体法のすばらしさですね。運動指導者の皆さんには、是非日々の指導の中に「ひとりで操体法」の指導を取り入れて欲しいと願います。

指導に生かす操体法を学びたい皆さん、毎月第1・3土曜日13時30分と第3火曜日18時30分からの指導者育成クラスにご参加下さい。ご予約お待ちしてます。

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