「昔は山登りが好きで、ほんとに暇なし駆け回ってた。だけど現在は側弯がひどくなって座骨神経痛もあるし、とにかく動くのがしんどい。杖なしでは歩けない。」歩く様子を見ると辛いのが分かる。椅子に腰掛けても右の座骨に体重をのせるとしびれがひどくなってくるという。10年前はこんなになるとは思ってはなかった。・・・
最近温古堂にいらっしゃる方には、側湾症が原因で不調が出てという方が増えている。60代から80代の皆さんですが、「これ以上悪くなったら手術しましょう。それまでは様子見ましょうといわれ経過観中です。何か出来ることはないかと探っている時に操体法を見つけました。試してみようと思って。」操体法は積極的な予防法であり改善法なので、そのような体調に苦しむ方には最適と考えられます。
「一回ごとに少しずつ気になることが減ってきました。」と喜んでいただくことが多いです。皆さん本気なので、自分で続けていることで改善も見られているのでしょう。「調子が良くなって来たら庭の雑草が気になって、草むしりを30分したら夕べは苦しかった。」と一進一退を繰り返しながら、自分の体との付き合い方を学習していくようです。操体法は体の操縦法。安全運転できるように優良運転めざしましょう。
寝る前の操体法3つの動きだけでも皆さんには覚えて欲しいと思います。側弯を治すことを目指すのではなく、痛みなく動かせる体に戻ることを目指します。
問題のある方は、個人レッスンおすすめします。
コメント