年に1回のこの研究会、コロナ蔓延で1年飛ばした以外は毎年続けられています。つまり今回は41年目となります。長い歴史を感じます。私が関わったのは、第9回からでした。随分長い間操体法と関わってきたのだと、感無量です。参加されるメンバーも変わってきました。当初からの先生たちは70代後半です。他界された先生も沢山いらっしゃいます。
自分参加した時は30代でした。今の30代の皆さんにも魅力を感じてもらえるような、伝え方が必要のようです。昨今高齢化が気になり始めています。
今回は、「入り口を広くして知らない人に体験してもらうためには」という取り組みを一般口演で発表させていただきました。簡単な中にも奥の深い、からだとの関わりが含まれる操体法です、今まだ諸先輩が参加して下さっている内にその奥深さを具体的に表すという課題も見えています。見て学び体で覚えていくという習い方では、将来的には消えてしまいそうな心配もあります。社会に操体法を広げていくために積極的な活動をしていかなければと思いました。
操体法は動きだけではない、「生きるための自己責任全ての問題」と日本操体学会会長の須永隆夫氏は、生きる自然法則としての考えをレクチャーされました。道具もいらない・場所も選ばない・お金もかからない・いるのは本人のやる気のみという自然の法則を活用した操体法です。是非皆さんに実践して欲しいです。
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