お知らせ千春先生コラム温古堂通信

第39回全国操体バランス運動研究会終了

昨年に続いて仙台で行われた第39回全国操体バランス運動研究会、無事終了しました。北は北海道南は宮崎まで広く全国から操体実践者のみなさんがご参加くださいました。この会は約40年前に宮城教育大学の川上吉昭先生が中心となり立て上げて下さった学術研究会です。

現在は日本操体学会の研究部門の事業として位置付けられています。敬三先生の悲願であった理論の裏づけに一歩でも近づくように毎年会員のみなさんと研鑽を続けています。なかなか科学的な立証が難しい体の不思議ですが、何故操体で効果が出るのかが説明できれば、もっと多くの人に実践していただけるように活用されると思います。仮説を立ててこれからも研鑽していきたいと思っています。

「静かに呼吸に合わせ痛くない方向へつながって動くことで、体が整い、楽になり軽くなる。」これが自然法則に則ったからだの仕組みなのであることを基盤に温古堂では操体法の実践をしています。本人の動きで体が変わるし元気になれることは毎回経験しています。「この仕組みは、間違いない!」私は太鼓判を押します。その理論の科学的証明をいつかできたら良いのですが・・・。一緒に研究して下さる人募集しています。

東北福祉大学仙台駅東口キャンパスの未来の杜会議室をお借りして行いました。昭和50年代に温古堂に関わっていた先生5名から敬三先生の体の感じや操法の話があり、これからの操体法の在り方などを考える時間となりました。その頃から操体法の効果を評価しようと試みていらっしゃった先生から、歩く速度や歩幅の改善がみられるという実験報告も聞くことが出来ました。

来年も11月に仙台で開催される予定です。

仙台が操体法創始者橋本敬三医師の活躍の場でした。仙台の皆様に、もっと知っていただきたいと思います。出張講座受け付けています。「皆さんの健康づくりのお話と実技」一度体験してみませんか?

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