千春先生コラム操体法温古堂通信

大人の体育学習

先日の全国操体バランス運動研究会で久保健先生(宮城教育大学名誉教授)より「上り坂の体と下り坂の体」の話がありました。小中高と学校教育を受けている間は、体が成長する上り坂にあり、発達のピークを過ぎたそれ以降、下り坂の時期にはその体に対応すべき体の学習の機会がない。60年70年かけてなんとか転げ落ちないように生活するしかない。

老化と言ってあきらめないためにも、操体法はそんな体との付き合い方を学ぶことが出来る素晴らしい考えである。

と話題になりました。

これが出来ない、あそこがだめ、悪い事は色々気になるようですが、「これ以上悪くならないように出来たら少し楽になりたい」そんな時にできることは何でしょう?色々なサプリやウオーキングや筋トレのすすめ、健康食の紹介などがありますが、本当に自分に必要なものはどうやって選べばよいでしょう?

何を選べばよいか、それは「自分の身体に問い、気持ち良い事をする」という操体法の考え方とやり方でしょう。心も体もまるごと自分の身体と上手に付き合えるようになりましょう。自分の操縦は自分で責任を持って行う、その操縦法や操縦の誤りに気が付くために、健康学としての操体法を学びませんか?

是非一度体験してみて下さい。

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