敬三先生の手　🤧🦾👀

今日温古堂に来てくださったKさん。敬三先生とのやり取りを覚えていらっしゃる７０代男性です。「柔らかくて、仙人みたいだったな」細かいことは忘れたけど、覚えていることがある。

　中学生の時に受けた、敬三先生の施術で思ったことは、「どうして痛いという所ではないところを動かすの？何なのだろう」だった。「四つ足動物から立ち上がった人間は、それによりバランスが崩れやすくなって不調が起きるんだから、治すではなくもとに戻せば良いんだ」と先生が言われたことを、覚えています。今でも忘れていない、それだけ印象が深いんです。何回か通って良くなった。40歳の時に頸椎ヘルニアにかかった時にはそれを思い出して、プールで背泳ぎをすることで自力で改善できたこともありました。

　元祖操体法の体験を伺い、なんとなく想像してみました。柔らかい動きで連動を引き出して元に戻る所を見極め保持、そして質の良い脱力を作り上げていたのかな？先生の手は魔法の手だったようです～。西洋医学・東洋医学・民間医療いっぱい学んでからだを知っていたから、内容が適切だったに違いありません。本人以上にか・ら・だを知っていたのでしょう。先生に委ねていれば、気持ち良く動いてもとに戻れるところが見つけられたのでしょう。

現在は、先生の力をお借りすることは出来ませんが、自分の快適感覚に従えば良い！が基本です。気持ち良い動きで体が変わることが出来る操体法です。身体の不調でお困りの方、一度操体法を試してみませんか？微力ながらお手伝いさせていただきます。