未病について厚生労働省のサイトを調べてみました。
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000572154.pdf
「未病とは、健康と病気を「二分論」の概念で捉えるのではなく、心身の状態は健康と
病気の間を連続的に変化するものとして捉え、この全ての変化の過程を表す概念である。」と位置づけています。それはまさに敬三先生が昭和11年に発表していることに通じます。操体法は未病を感じている方には是非試していただきたい実践法です。
操体法創始者橋本敬三先生は、「診断がつくほど悪いことがはっきりしないけれど、本人が不調を感じる。それは自己責任行動(生活)の中の歪みが原因で、それを是正すれば不調は消える。」と発表しています。「不調に早く気が付いて違和感が減る方へ動き行動することが、大切。」というのが操体法の原理です。診断がつかないとか、治療手段が特にないという分野の症状に、操体法の有効性が期待できると思っています。どうすれば悪くしないで少しでもよくなるのか、についてなかなか良い情報を得ることが出来なかったと思いますが、操体法はそんな悩みを解決するヒントが満載です。悪くなるには訳があるはずです。自分の不調の原因を自分で探り、改善するやり方を一緒に考えてみませんか?
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