千春先生コラム操体法温古堂通信言葉に秘められたもの

右利きの人は右手を外側にまわしにくい

「上肢の動きは、一般的に右利きの人は右手を外側にまわしにくく左手は内側に回しにくくなっている。」と敬三先生の著書万病を治せる妙療法の173ページに書いてあります。誰かに手首を固定してもらって動かしてみると内回しと外回しの感覚の違いが分かるとなっています。(勿論個人差や時差もありますと追記)

今日の私はまさしく右手の外回しは窮屈な感じがあります。パソコンの使い過ぎで少し手首や腕肩に重だるさが有ります。

操体法は違和感の感じる方から楽に気持ちよく動ける方向を見つけて動いていくので、比べてみることが基本です。一般的な運動では単なる肩腕まわしをしましょうとなるのでしょうが、この比べて楽な方を選んで気持ちよく動く操体法をすることは、痛みを増やすリスクが減り体の楽になる加減が違ってきます。無理なくゆったり気持ち良さを味わいながらの内回し、少し居心地よさを味わって、ふーと腕の脱力。心地よさが体の緊張や歪みを改善してくれます。指・手首・肘・腕・肩・背中・・・つながりが生み出されてほっとします。

座り仕事で腕肩の辛さが感じられた時、是非試してみて下さい。やりにくさから逃げて気持ち良い動きで歪みを解消しましょう。

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