千春先生コラム温古堂通信

思い込みで判断しないために

私たちは、これまでの経験を元にいろいろなことを判断しますが、常識といわれている事実が重要な意味を持っています。常識が正しいかどうかとういことを疑うことなく、当たり前として認識していますよね。それを元に思い込みでいろいろ判断すると残念な事になることも・・・

操体法での当たり前が一般常識では当たり前ではない・・・。『痛くないことをすれば体は良い方へ変わる。痛みや違和感があるとき、先ずは痛みから逃げるように動くこと。無理することは体にとって不都合を生むこともある。もともと体は知っている、主治医は自分が一番。自然法則に外れなければ健康に一生過ごせる,不都合が起きた時には生活の中に原因があるはず。歪みのない体でいることが重要・・・』

なぜ操体法が常識にならないのか。私にとって不思議なのですが、現実です。😢

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99.9%は仮説(光文社新書竹内薫著)を読んでいます。それには、「科学で言えること言えないことの話を元に、頭と心を身軽にして見る目を変えられること」がいろいろ書いてあります。

常識、先入観、固定観念このしばりから自分を解き放して柔らかい頭をもつための視点の持ち方が学べます。「野次馬根性でやればいい」敬三先生は一言そうおっしゃいましたが、まさにその気持ちになれるために、納得できるあれこれが書いてあります。

操体法は知っていれば助かることがいろいろあります。人生の羅針盤。2021年、多くの方に操体法を知っていただきたいと願います。

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