万病を治せる妙療法の85ページに、『20人が同じ料理を食べても全員が食中毒にかかるとは限りません。18人は食中毒になっても、残りの二人はけろっとしているような例はよくなります。また、風邪などもそうです。かぜが流行して周りの人が全部かかっていても、一人だけなんともないというようなこともよくあります。・・・・とあります。かかる人かからない人その違いは?。
敬三先生の文章の続きでは、『人間は動かなければ生きることはできない。そのからだの動作、動きというのは力学。力学は物理学の分野。そこに何かヒントがある』というのです。そして『物理的な検査の方法は、体を動かしてみること。良く動く方と動かない方とがすぐわかります。そして、なぜうごかなくなっているのかを考えるわけです。』とあります。
今新型コロナウイルスで、一喜一憂、翻弄されている私たちですが、最終的には自分のコンディションを保って、かからない、もしくはかかっても打ち勝てるような体づくりをしておくことが第一と考えます。動いてみて、どちらも自由に動けるのが中庸つまり、安定したバランスが整った体です。もしやりにくい動きを見つけたら、動きやすい方へ逃げる動きで、問題を解決しましょう。
丁寧に体の声を聞けば、整う方向への道も自分が一番わかる様になるはずです。体の声の聞き方、動きの探り方、身に着けたい方は、是非操体法の講座にご参加ください。
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