温古堂通信

欲張らない頑張らない

コロナウイルスとの共存の生活の仕方がいろいろ提案されていますが、皆さんは痛みとの共存を考えたことがありますか?

①痛みさえなければと痛み止めに頼る②痛いのは我慢して乗り越えるようにしごく③痛いと言ってもどうしようもないから我慢して頑張る④仕方ないので動かない・・・・・

操体法では「どうすれば痛みが出ないようになるのか工夫する。」という選択をおすすめします。勿論骨折や、突発的な怪我などで八方ふさがりで痛みが出ている場合は、あてはまりませんが、痛みの出ない方向や動かせる部位があれば動いてみてください。

ゆっくりじっくり、水の中で動いても波が立たない程度のスピードと息を吐きながら・・・。

今日お見えになった方は、下肢のしびれでお悩みの方で2回目の参加でした。1年前までは、ハーフマラソン大会に出場するくらいのアスリートランナーだったそうです。動作するとき、息を止めて力強く動く習慣があるようです。連動を引き出すゆったりした動きということがよくわからないようでした。こんなんで良いの?と半信半疑での操法でしたが、今日は踵押し、膝倒し、立位の前屈で全身の連なりを感じることができたようです。気持ち良い感じも見つけることが出来ました。「今はずいぶん楽です。ただしばらく歩くとどうかな。ちょっと不安ですね。」と本人の弁。

帰り際に、「通院していた病院で、原因が特定できていないから検査入院してくださいと言われたので、しばらくお休みします。」と。入院で何がわかってくるのでしょう。科学的解析からの治療の割り出し、本人の感覚。どんな経過をたどるのでしょう。病院に入っても、操体法は続けて欲しいです。

コメント

  1. oさん より:

    通信読んでう~ん少し残念。少し操体法続けて見て欲しかった。病院の検査入院に従うのか・ ・ ・と。アスリートだった分けだから原因追求してたのでしょう。無理な歪んだ身体で走り続けた原因もあったのでは~。敬三先生の息・食・動・想の想の範囲は色々な知識、勉強、経験、人との出会いで広がり判断するようになると思うと入院か操体のどちらを選択するかですね。
    でも急がず退院してから人生の道が決まるのでしょうね
    科学的な治療へか自分の身体に聞いて操体法治療に目覚めるのか私も楽しみに感じました。

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