「台所仕事で流しの前に立つときは、どのように立ちますか?包丁とまな板と流し台の関係はどうしていますか?」腰痛で悩む今日の受講生に尋ねました。「私は右手で握る包丁をしっかり固定するように、右腰を流し台に当てて左脚を少し引いて立っています。流しにいる時間は結構長いです。」
「!!!!」それです、あなたの側弯そして腰痛の原因。「その姿勢で長い年月頑張って働いて来た結果ですね。その姿勢が居心地よいと感じるということは、他にもそのように体を歪める動作があるかもしれません。」
気がついて良かったけれど、すぐにお勧めのスタイル(オーソドックスな正しいと言われる姿勢)に変えることは、ちょっと待って。正しいことをすることで、どのような結果を導くかわかりませんから。今すでに側弯している背骨、体と相談しながら、少しずつ体の歪みを作らないような自分のスタイルを探す必要があります。次回までに、研究してみて下さいね。
万病を治せる妙療法で紹介されている板前さんのスタイルは、「右足をちょっと後ろに引いて、腰に力をぐっと入れます。」です。「からだの重心の置き方が作業の上手下手のわかれめ。疲労して腰や背中を痛めたりするのは、みんな重心移動の法則を知らずに間違って体を使うから起きる事です。」と書いてあります。
自分で身につけた自然なスタイルが体の歪みの原因だとは、体の取り扱い説明書があればね・・・快適な生活のためには、歪み直しと歪みを作らない日常生活、両方が必要ですね。
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