コロナ禍でいろいろなことが、規制される昨今です。仙台も蔓延防止措置が惹かれました。そんな中ではありますが、お互いできる範囲での予防を心掛けて対面での操体法勉強会を開きました。参加してくれたのは、将来治療師を目指す学生さん15名です。
考え方の基本(掛図)の説明から始めさせていただきました。健康に関するこの考え方を本当に理解できたら、これからの生き方が全然違うと思いますので、若い皆さんには実感していただけるように、色々な話題をはさんで話しました。一番力を入れたのは、「人の健康にかかわる仕事を目指すならまずは自分の体が健康でいられるように行動する事」「感覚を探る」です。
今の体の歪みをお互いに確認し合いました。立位で前からや後ろからの立ち姿、そして前屈の動作をしているときの体の動き。双脚体重計での左右の体重差・・・思いがけない体のくせや歪みに、皆さんかなりの驚きがあったようです。
基本の立位での基本操法を行った後の体の変化にも、感動の声が上がりました。「立ち姿勢がこんなに変わるなんてびっくり。呼吸が気持ち良かった。自然に立った時に良い姿勢になっていた。」・・・・若い彼らにも感じてもらえてとても嬉しいです。
その後は、二人操法の基本を二つ伝授。お互いにお手伝いしながらの操体法で、相手の体が改善する手ごたえを感じて大喝采でした。コロナ禍で実習する機会も減っている皆さんは、この日の実践は真剣そのものでした。指導する私たちも力が入りました。仙台生まれの操体法です、ファンになって皆さんへの伝えてになってくれればうれしいな。
終了後感想をいただきました。『貴重な機会有難うございました。参加した学生はみな操体法の効果の高さ、しかもすぐに効果が出るのに大変驚いておりました。コロナが油断ならない状況ではありますが、今後も操体法を学び、身につける機会を与えていただければ幸いです。』 ーはーい喜んで。
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