我慢強いほど自覚が乏しい
スライド(農山漁村文化協会出版)から引用しました
動いて体の様子を感じる・知ることを動診と呼びます。痛みや違和感の出る動きはどちらでしょうか?体全体の様子を探ります。『沢山倒れる方』とか、『充分伸びて痛気持ちよい方』ではありません。
どこかが痛い人は、患部の痛みだけを探ろうとしますが、そうではなく背中のつっぱりや首の硬さ、足の裏や膝の動き方の違い・・・全身をチェック。この作業が最初は難しい。
「何を見つければよいのか、よくわからない」よく言われます。運動が得意で頑張るタイプの人には、特に苦手なようです。息止めてガンバっていることに気が付かないで、「どちらも大丈夫です。」左右のやり方を変えて「どちらも出来る」
初心者は初心者なりに、重心移動と連動を大切に動くことで成果は生まれますが、続けていくうちに少しずつ力が抜け、見方も変わってきます。「やっと言われていることが分かった気がする。動診が出来ると変化も違う!コツがわかってきました。」と言うのは、2年目に入ったIさん。
30年やっている自分でも、参加者の皆さんに教えられることがいつもあります。奥が深い体の仕組みです。
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