千春先生コラム妊婦さんへの操体法

妊娠7か月

側弯症をお持ちの妊婦さん、二人目の出産を7月に控えてます。だんだんお腹も大きくなってきていて日々の身体のケアに操体法を活用したいと温古堂に来てくれました。慌てて写真をとったので、条件が違っていますが、操体法前と後です。

体の中心線が揃って肩が下がり体がしゅっとしました、洋服のしわが全然違いますね。本人の感想は「立ちやすくなったし、お腹も柔らかくなった。」何をやったかというと、立位での①左右ねじりと➁左右倒しそして仰臥位での③つま先上げ④膝倒し⑤踵踏み込み⑥腕のねじりそして⑦骨盤高位での腹式深呼吸です。

声の誘導に合わせ、自分の身体の気持ち良さを見つけることに集中しました。「こんなゆったりした動きでこんなに変わるなんて驚きです。体がしんどい時はじっと寝ているのが楽だと思っていましたが、操体法で動いた方が気持ち良いし楽になる気がします。」と満足していただけました。

妊娠中はホルモンの関係で体が緩みやすいのです。毎日続けることが大事です。そうすれば、ママもお腹の赤ちゃんも居心地の良い生活が送れるはずです。安産を目指す皆さん、骨盤ケアに自分で出来る操体法を覚えませんか?

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