基本操体動き方妊婦さんへの操体法温古堂通信

操体法の実際(妊娠期)

助産師さんからお手紙いただきました。

以前「職場の病院で活用してみたい」と操体法を勉強にきてくれていたIさんから、3人目の妊娠が分かりました。と最初のメールが届いたのが11月。「初期のエコー写真では、素晴らしいくらい形の良いまあるい胎嚢でした。」とありました。

12月には「19週になってしごく順調。腹式呼吸を中心に、ふくらはぎが辛いなというときにはつま先上げ、仙腸関節の調整には踏み込みをして、寝る前には踵押しというようにその日にやりたいと感じるものをやっています。やりすぎず、心地よさを感じながらとりいれています。下着のつけ方も気をつけ、冷やさないようにしています。マイナートラブルは今回が一番ないようです。」とありました。

そして1月「順調に柔らかいまあるいお腹で不調なくすごしてます。ちょっと腰が痛いなと言う時は妊婦だけどカエル足をやってよくなります。何よりも自分で調整できるってすごいです。」

仲間の助産師さんからも、「これからもお腹の柔らかさや形をみながら体内環境を整えて安産になって欲しいです。妊婦さんたちや産後のママたちに気持ちよく体を動かすことを日常生活に取り入れてもらうように操体法広げていきたいと思っています。」と報告いただきました。

嬉しいです。骨盤ケアは世の中でも大切に考えられるようになてきましたが、自分で自分の身体と向き合って気持ちの良いことをしようという考えはまだ広がっていないように思います。動きだけではない、息・食・動・想すべての視点で大事な妊娠期を心地よく暮らすために操体法が広がればいいのになと思っています。

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