温古堂通信

「治す」と「治る」の違い😁

現場に生かす操体法の講座での話題です。今日は万病108・9ページ正しい指導についてです。「本人には不自然のなかの自然というのがあり、外見的に正しいように矯正してはならない・・・・。」体育的な集団指導と操体法を活用した運動指導の違いがここにあるよね。大事なことだけれど、難しい事です。

「痛みや歪みを取って治してあげるためには・・・」と質問が出ましたが、温古堂で考えているのは、『治してあげるではなく、体がアンバランスになっている原因を動いて探して、そこから逃げる方向へ動くことで、歪みが整復、結果自然に外見も平均化動きもスムーズになるので、痛みが軽減、問題が解決する。』治しているという考えではないことを確認しました。

言葉を確認することで、自分たちが置かれている立場を再確認しました。お手伝いはするけれど、本人がその気になることが大前提です。指導者には経験がありますから、本人よりその問題点を見つけ出す力が豊富であるべきですけれど、基本は本人。治る方向への道を見つける事ですね。

良い仲間に恵まれ、一緒に学べる事、とっても重要なことです。人生一生勉強ですね。

コメント

  1. あっちゃん より:

    このコラム、とても勉強になりました。自分で見つける、自分で治す。最近コロナで操体をちゃんとやらなくなっているので反省です😓。何か右骨盤裏の内筋が硬くなってる感じがするので、今日からちゃんとやろうと思います。

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