今日は腰椎の側弯の方が病院から進められて体験にいらっしゃいました。現在はそれほどひどい腰痛ではないそうですが、予防も含め操体法を覚えたいとの事。先ずは体のチェックをしてみました。大きな鏡で映し出した体の様子の観察です。
手の長さから肩の傾き左右の足の向き。腰の左右偏り・・・なんとなくではなく、一つずつ見比べていくと、いろいろ気になることが見つかりました。続いて動きを比べます。今日は左屈が苦しいのと、前屈の時にツッパリが感じられました。操体法の動きの特徴を説明しながら立位の基本運動を一つやっていただきました。重心移動の仕方やちょっとした呼吸のコツを伝えると、「違いがわかります」と。
次に仰向けでの膝倒しで動きを比べて、腹式呼吸をしていただきました。「不思議、本当にさっきのつっばりが消えています。後はどんなことをすれば・・・」操体法の魅力を感じて興味を持ってくださいました。自分の体を自分で守るための積極的な病気予防法です。
整形外科的なものだけではなく、内臓の不調にも効果あります。体まるごと元気でいるために、毎日の操体法お勧めです。
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