出前講座に行ってきました。自分の体を作っている自己責任生活、息食動想のお話をしてからヒザ倒しで動診をして、自分の体の観察の仕方を練習しました。少し動きをしてから、仰向けになっての腹式呼吸。全身運動につながる操体法の腹式呼吸は、背骨の整えに有効です。
先ずは、一人の方にモデルになっていただき「ゆったりと深呼吸をしてみてください」とお願いしました。日頃呼吸を意識して行うことは少ない、ましてみんなの前でモデルとしてやってみせなければと緊張したせいか、体の動きと呼吸がちぐはぐ。お腹を膨らませて、へこめる動きに集中していつ息を吸ったらよいか悩んでいる様子。
そこで皆さんと呼吸について考えました。横隔膜と肺、胸式と腹式の違いなどなど、実際に体に触れながら体のつながりと合わせて勉強しました。
「なるほど、そうだったのね。お腹で息を吸うってどういうことかわからず、お腹を膨らませることだけやっていた。やっぱり息は肺に入るのか。」
「操体法と呼吸で身体が軽くなり、やわらかく温かくなる。最初の動診の時とは体が全然違う。気持ちが良いことだけしてこんなに変わるなんて、知らなかった。」
人生まだまだ長いです。皆さん毎日実践してくださいね。分からなくなったらまた声をかけて下さい。一緒に練習しましょう。
コメント