温古堂には古い資料が沢山あります。
敬三先生から操体法を学んだ人たちが書き残した文章をみんなで読むことにしました。
それは1983年の文章。
「操体法をはじめて学ぶ方へ」基本について
①体を動かすとき力を入れないこと
自然体のままフワーと動かすのです。その柔らかな動きが全身に連動して、アンバランスが矯正されて苦痛が消えていくのです。
②ゆっくりと動かすこと
スローモーションビデオで見るようにゆっくりと動かすこと。
ヒザ倒しだったら、5秒程度で床につくくらいの速さで動作する。そこに気持ちの良さ・悪さを感じることができる。連動性も出てくる。
③痛い苦しい動きはやらないこと
痛い苦しいなどの動作を続けていると、ますます悪くなるように人体は作られています。反対の楽な方へ逃げるように体を動かすと、痛みや苦しさは消え失せるように仕組まれています。
いつもなんとなく動いている皆さんですが、文章で読んでその大切な3つのことが何故必要なのかを考えてみました。
疑問や意見を聞くことで考えが深まりました。
考えを共有することは、とても楽しいです。
今日も良い勉強ができました。感謝。
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