操体法講座
明治30年生まれの医師橋本敬三により創案された健康原理、運動療法です。 仙台で温古堂を開業していました。温古堂は、その遺志を引き継ぎ現在も立町で開業しています。
身体をととのえるコツは意外に簡単なことです。原則を知っていれば応用は無限。体調は毎日の生活の仕方で決まってきます。ある日突然病気になるのではありません。その日の不調はその日のうちに自分で改善させましょう。「苦しいつらい」を自分でなくせます。
健康とは 息(いき)呼吸をすること、食(しょく)飲食すること、
動(どう)身体運動、想(そう)精神活動 と
「環境」のバランスが図られている状態です。
毎日使う身体だから、 使い方が大切
上手に使えば、 健康で 気持ちよく 力も出せる やわらかい 楽しい ・・・
間違えば、歪みができて調子が悪い 元気がでない 体がかたい 苦しい・・
振り返ってみましょう
日々の生活の中で私たちの体は知らず知らずのうちに歪みが生じています。
痛いことを頑張る・我慢するは体を壊す原因です。
▼猫背になったり、呼吸が浅くなったりしていませんか。
▼仕事や運動の後、肩や首、腰などが苦しくなったりしませんか。
▼便通はスムーズですか。お腹が痛くなることはありませんか。
▼外反母趾や足のトラブルはありませんか。
▼すぐに寝付けない、朝起きられないことはありませんか
確認しましょう
○立った姿勢で見比べます。
動いて確認します。(足踏み)
○仰向けで寝た姿勢で見比べます。
動いて確認します。(膝倒し・腕伸ばし)
○うつぶせで見比べます。
動いて確認します。(膝曲げかかとつけ)
体を上手に使うコツ
体の中心で、重心の安定 手は小指、足は親指
整える動きは、体が楽で気持ちの良い動き。痛みから逃げればよいだけです。
歪ませないためには重心移動の法則を覚えましょう
先ずは続けて欲しい4つの動き
▼つま先上げ ▼カエル足 ▼腹式呼吸 ▼立位の基本操体