千春先生コラム操体法

歪みやすい場所

熊本で開業されている久光正太郎先生がイサキ247号で発表されてる文献によりますと、『二本足で立つ人間が、ゆがみ易い所は6か所ある。①後頭部と頸の境目②両脇を結ぶ線③みぞおちの高さの前と後ろ(胸腰椎移行部)④股関節⑤膝⑥足関節』となっています。

指摘のあった場所は、操体法で整えるべき縦軸と横軸の位置でもあると思います。敬三先生の描いた人間この動く建物の図で言われているつなぎ目に当たると考えます。

足首・膝・股関節・手首・肘・肩関節・頸・・関節の歪みが基礎構造を崩す。操体法の動きでそれらの関節の連動をうまく引き出して、元の良い位置に戻すことが出来たら、それに付随する軟部組織も緊張が取れることが出来ます。体の歪みのポイントのチェックとしてこれらの部分でのズレを意識する事そしてそれを整える事の重要性を再認識しました。

皆さんもそれらの動きのバランスチェックお忘れなく。

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