千春先生コラム基本操体動き方

膝倒し操法

操体法は気持ちのよい方向へ動いて運動系を整えるのが目的です。運動系とは皮膚の下に存在する筋肉骨格そして軟部組織と位置付けています。気持ちが良ければどんな動きでもよいということでもなく、結果を導くためには、本人の感覚を大切にしながらも目的をもっての動きが必要になってくると考えます。

ではどんな動きで何がどのように連動しているのか?今のところ見える化することはできませんが、そのイメージを持つ必要があると思います。

骸骨モデルを動かしてみて、骨格連動のイメージをつくりそして筋肉の起始停止の説明を脇に置いて、動きの実際を体に触れながら試してみます。どのような関わりが起きているのか感覚を研ぎ澄まして感じようとしてみます。全身をつないで考えるのはなかなかむつかしいですが、ちょっと気になったところから学習を始めようと思います。今回は脚の筋肉と骨盤腰椎へのつながりです。大腿骨の動きで同側の骨盤腰椎に動きが伝えられること感じていましょう。そしてその動きは次に何を引き出すか・・・・

簡単単純な動きの中にいろいろなことが含まれていいるようです。どこまで倒すのか、力の入れ具合で何がかわるのか・・感覚を研ぎ澄ますことが出来たら、自分が一番の主治医になれるはず。違いが見つけれれればお手伝いするときも、良いアドバイスが出来るようになれますよね。

日々鍛錬、経験から見えて来るいろいろを楽しんでいます。

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