千春先生コラム操体法

操体法に型があるの?

最初に皆さんがお見えになる時の質問は、「腰の痛みのある私にはどんな動きをすれば良いのでしょうか?」「私は膝なのですが・・・。」「私は肩」です。「そんな皆さんが一緒に操体法をすることができるのでしょうか?」となります。

中には、「腰や肩が痛いのに、患部を触りもしないで足を動かしてみるって何なのですか?」と思われる方もいます。そんな皆さんには、土台からの狂いが体の痛みの原因を作ることだということを知っていただくことが必要です。体はつながっていて、歪みが体の痛みを引き起こす原因だということを先ずは納得していただくことが必要です。

骨格模型を使ったり、歪んだ体の真似をしてみたり、皆さんが知識としてではなく感覚として分かっていただくようにレクチャーします。本当は型にはめることはないのですが、何事も道を究めるには型を体に覚えさせることから始まるものです。温古堂での操体法では、立位の3つと寝ての6つそして座っての4つを型として練習します。その中で、動き方の違いが分かってくれば応用は無限大。自分の体に聞いて整える自分なりの形ができてくると考えています。

自分の体への問いかけ方、一緒に学びませんか?

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