千春先生コラム操体法

骨と筋肉

操体法は骨が動くことを大前提にしています。関節があるべきところに収まる様に筋肉を上手に動かすのです。そこに気持ちが良いという感覚が伴うことがKEYになります。いろいろな筋肉の本が出版されていますが、今日は上半身の筋肉の動きのバランスを表す図に出合いました。

ちょっと首の前に出た姿勢と筋肉の緊張のイラストです。

頭を支えるのに随分と沢山の筋肉が関係しているのがわかります。ひとつずつの筋肉をほぐしていくという考え方ではなく、動きの中でバランスよく筋肉を使い、たわめの間を取ってから脱力をする操体法の考え方。骨と筋肉の関係がイメージしやすい図だと思います。上半身に限らず、このような骨格の歪みと、筋肉の緊張と弛緩が全身で行われているわけです。

「勉強すること」敬三先生の文章を自分で感覚的に理解するには、いろいろな勉強が必要ですね。簡単に書かれていて奥の深い操体法は面白い。

体の天然自然の法則です。一緒に勉強しませんか?

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