温古堂通信

機械の手入れみたいなものである😐

「操体法は一日のどんな時に何回くらいすればよいですか?」と聞かれることがあります。私は「不調や違和感が気になるときに、気持ちよく感じるだけが基本です。体と相談する気持ちが大切です。やらなすぎも、やりすぎもどちらも良くないという事です。先ずは試してみて下さい。」と返事をしています。

人間の身体は皆違います。環境も生活様式も、そのような中で正解が一つというわけがないと思うのですが、目標や正解がない事の実行は反って難しいようです。

敬三先生の著書『体の設計にミスはない168ページ』に「快適運動をすることは、機械の手入れみたいなものである。1日のうち、時々2・3回試みて」との記述があります。快適運動イコール操体法です。さすが先生です。イメージしやすい表現です。

歪みを正すために、違和感が少なくなる方向への快適運動を見つけて気持ち良さを味わう事。どんな動き方が自分に必要なのかを探ることがキーになります。

個人相談でお見えになる方は、だんだん動き方が上手になります。違和感の出る動きを一緒に見つければ、逃げ方はご自身が見つけてくれます。感覚が磨かれてくる皆さんの変化、とっても嬉しいです。やってみれば違いが分かる様になってきます。体に不調を感じている皆さん、一度操体法を試してみませんか?

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