千春先生コラム操体法温古堂通信

身体はひとつ

先日の第37回全国操体バランス運動研究会の講演の中で、体のつながりを考える話の中で、舌👅ベロの話がありました。人間の舌はどう収まっているか。終了後、少し調べてみました。

舌-名前

舌は、口の中の見える部分が3分の2で、奥の3分の1はのどの奥につながっているのです。舌の使い方で、首の周りやあご胸、背中の筋肉にも影響するという話でした。噛む力飲み込む力に舌の動かし方が大切であるという話はこれまでにも聞いていたのですが、今回の首にという話は、納得すると同時に、「動き必要な要素なのでは」という思いが生まれました。「これまで忘れてた!!」と。

以来、温古堂での一人操体(仰向けでの首の動き)これまではあごや首の動きやすさや違和感を探っていたのですが、舌先で動きを誘導する意識を+してみました。これが結構良い効果を生んでいます。日頃操体法を実践している皆さんは、動きがスムーズにつながっていきます。動きの方向性も見つけやすいようです。まだまだ研究道半ばですけれど、皆さんもちょっと試してみて下さい。感想待ってます。

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