クラスの様子操体法

少しの違いで・・・・

今日は二人操体の中での気づきの発表会。「今更と思われるかもしれませんが、動きの方向とか角度とか、撓める位置で体のつながりって全然違うんですね!!!。座位での両腕捻りをやってみた時に、実感しました。胸の前とおへその前では背中への伝わりが違うんですよ・・・」自分の身体で、そして組んだ相手の体の誘導を促す中で感じ取ったその感覚は、言葉で何回も読んだり聞いたりしているのとは違い実感がこもっていました。

「私は、この辺りということを意識して動くことで動きが違ってくることに気づきました。ただ首を動かすというのと、背中や腕も首の動きにつながって動いていると思うのではなんか違うんです。」

一緒に学び合う仲間がいて様々な体験を共有しながら、あれこれと話せることで、ふっと腑に落ちる時があります。絶対的な正しい何かがあるのではなく、一つ一つの体験を共感しそこから何かを見つけようとしていく参加者の様子を見ていて、温古堂のこの空間はとても素敵だなと思います。

「気持ち良さを味わえば良い」と書いてある敬三先生の単純で簡単な言葉ですが、本当に味わうには深いものがあります。原始感覚に従えば・・・ですが、考えることや習う事に慣れた現代人にとってそれは難しいようです。自分が納得し再現できるようになるには、野次馬根性と多くの体験が必要です。その気になれば誰にでも見えて来ると思います。

一緒に勉強してみませんか?

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