グループ講習体験記温古堂通信

体験談⑦14:30クラス:2人操体

 

いつも通り最初は立位の操体法。冬に雪かきで腰を痛めた方の前屈を全員で検討しました。腰に緊張があり少し曲げすぎているように見えました。
もう一人の参加者に”腰に手を当ててみて”(千春先生)。緊張している腰に手を当ててもらってやってみると何と!自然なところで動きが止まり、つっぱり感が無くなっているように見えました。
千春先生からのアドバイスは「無理矢理伸ばしすぎたりつっぱるところまでしないで身体全体の動きを考えてすることが大切。」

自分の意識をどこに向けるかで、動き方も変わってきます。最初はなかなかわからないけど、操体法は無理なく気持ちよく動くことが大切です。(橋本)

私は左側屈で体重のかけ方があべこべに。昨日から左膝から腰背中に違和感があったので、気持ちいい方へ動かすのではなく長年の習慣で具合の悪い方へ注視してしまう動きを自然に”逆の方へ”してしまったのではないのかと検証しました。

私たちはきついところ・限界までやってしまう習慣が刷り込まれていて、ついついそこまでやってしまいます。そういうクセを直していくためにも2人操体はとても役立ちます。
相手の動きを観察し相手の動きに同調してやる2人体操は、自分の身体の動かし方を知ることにもなります。
つい上手にしようと頭で考え形から入りがち、”感じることの難しさ”を知ることを学びました。

本人の気持ちの良い動きを見つけるお手伝いも、自分が安定して上手に連動しないと難しくなります。お手伝い役も操体法をしているということです。一人操体が上手になるためにも感じることの繰り返しが必要です。やればやっただけ深まると思います。(橋本)

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