立ち方と呼吸

今日の相談者は、「10年前に心臓の手術をしたのですが、その後だんだん側弯症になってきて、股関節の周りが痛むことがあるのです。立ち上がる時や朝の寝起きが一番つらい」「自分で何とか痛みとうまく付き合う方法を覚えたい。背中がまっすぐに伸びるように何か方法があれば、なお嬉しいのですが。」ということでした。

先ずは、仰向けでの二人操体法をやってバランスの調整をしました。「初めてですから、あまり考えないで、痛みの出ない方へゆっくり動いてみて下さい。」すると、「呼吸が深く出来るようになりました。背中が伸びたような、伸ばし方が分かったように思います。気持ち良い感じです。」楽な動きをするだけで体の感じが変わることを実感していただけました。

 自分で何とかしたいと思っていらっしゃるのですから、一人で出来ることを一緒に探していくことにしました。「ではいつも気になる立ち上がりをしてみてください。」椅子に座って立ち上がる。「痛い、この時です。いつもでもないのですけれど・・・。」いつもではないなら、動き方の工夫で問題は解消できるのでは?早速立ち方の練習をしました。「足の裏にしっかり体重が乗ったのを確認してから、腰を伸ばすのはすぐではなく・・・」「あれっ痛くない。あれっ」「もう一度、本当ですね、痛くなく立ち上がれる。不思議。」「体に無理を強いらないで、ゆっくり自分で工夫してみましょう。あっと、息は吐きながらしないと。気を抜いて無防備にやると息吸って力を抜いた時にギクッと感じることもありますよ。呼吸は大切です。」

今日の宿題は、呼吸ですね。動作するときは息を吐いて。苦しいと思った時は、深呼吸をして体の様子を観察してみて下さい。次回まで、体との対話続けてください。何が見えて来るか報告楽しみにしていますね。

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