頭で考えるクセ

大人になると、本能的にとか動物的勘でという言葉を素直に実践することは難しくなるようです。最初の動診で「右と左を比べてみましょう」と方向を指定する事でも、「あれっどっちが右かしら・・今は左に動いていた。皆さんと一緒にならなかったわ、すみません」と初めて参加された方に言われました。また、操法をするときに「痛くない方向を見つけながら動こうとすると、呼吸がうまくできなくなります。」という方もいらしゃいました。型にはめて難しくしているつもりはないのですた、初めて操体法を行う方には、問いかけに使う言葉一つが考えさせることになっていたのです。頭で考えるより体で感じ、自然に動く様にして欲しいのですが・・・一般の体操教室であるように、「先生の言われるように間違わないようにしよう」というとらわれが、自由な動きをさせないのかな。

そんな時には、少し軽めの負荷(1㎏の重り)を手に持って立位の基本運動をしていただきます。体がつながって動く事や、重心安定するための体重移動の必要性、呼吸の仕方での違いなどが感じやすくなり、自身で楽に動くことを見つけやすいようです。

頭で考えないで、と言ってもやはり考えないではいられない方もいます。そういう時は出来る限り自分を分析することも楽しんでいただくことにしました。他人と比べるのではなく、自分がどんなことをどう感じるように変わっていくのか記録していきます。

動物的に生きることは難しいことです。しかし知識で理解しようとするだけでは、体との付き合い方は上手くいきません。どう感じているかの指標を大事にして欲しいですね。

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