身体をつなげる(連動)

操体法の特徴に連動と呼ばれていることがあります。動きの連動について今日は考えてみます。

嘘か本当か、昔はこんなに重い約300キロとも思える米俵を担ぐことがあったようです。これは大げさでも100キロくらいは担いだと思われます。そのような重さを背中に背負うためには、体中の力を強調させる必要があったと思います。道具がなかった時代には、身体を効率よく使うように毎日訓練していたのです。現在ではどうでしょう。

ほとんど場合重い荷物はトランクに入れて、コロコロと転がしながら移動しますね。大して重くない物でさえ、身体で担ぐ姿は見られない。宅急便に頼んで別に送ることもありますね。

本気で身体を使わなくなっている現代人には、連動を誘導することが難しいことがあります。ゆっくりなめらかな動きを続けることも不得意のようです。操体法として操法をするということの前に、自分の身体でどんなことが起きているのか、つながりってどんなことなのかの体性感覚を呼び起こす練習が必要かなと感じることがあります。

足の裏で踏みしめることで起きてくる身体の動きの違いを是非試してみて下さい。壁に手をつけて軽く肘を曲げて立ってみて下さい。肘を伸ばして壁をぐーと押してみます。手で押す力が自分の身体を押し返す力になるのがわかると思います。今度は足を引いて右左と足の指で床を押して強く踏みしめてみてください。手に力が伝わる感じがわかりますか?腰を意識したり息の吐き方を変えてみて下さい。どうでしょうか?つながりがわかりましたか?つながれば発揮できる力が変わります。重心安定、足からの動き、腰の力の力の安定、息づかい。すべて操体法の基本運動で身につけることが出来ます。

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