温古堂通信

操体法の学び方🙌

今日でグループ講習会参加30時間目のSさん。鍼灸師の資格もお持ちで、体のことはいろいろ勉強されています。そんなSさんにこれまで学んできたことや、これから学びたいことなどざっくばらんにお話を聞きました。

Q1 学生時代(赤門鍼灸柔整専門学校)の時に操体クラブに属し、敬三先生の本も読んでいたというSさんが、また操体法をやってみようと温古堂に通うようになって8カ月が過ぎました。今感じていることを、教えて下さい。

S:操体法は奥が深い。「まだまだ入り口にいる感じです」先ずは、自分の体でしっかり動き・感じられるようになる様に目指します。そうでないと二人操体で補助をした時、相手の良い感覚を引き出せないなと思います。まだ未熟ですが、そんな自分でも小さな違和感はちょちょっとその場で改善することが出来るようになりました。即効性を感じます。病名がつくような痛みではないけれど、動くと痛みが出るなと思ったとき、逆方向へ動いてためを作ってホーストン・・これで痛みが取れるんですよ。今でも不思議だなと思うのですが、結果が出てますから面白い。

Q2 これから先の操体法学習、目指すところはどんな事ですか

S:敬三先生は、患者さんが部屋に入ってきてベットに横になるまでの間に、本人の体の歪みを見つけて、仰向けになった時には見て、触れて確認して、必要な操体法を誘導していらっしゃた。すぐにはわからなくても、本人の体の違和感を見られるようになりたいと思っています。千春先生もすぐに圧痛を見つけ、本人が違和感を見つけられる動きを選択をされますよね。

千春:そう見えますか?30年いろいろな体を見せていただくうちに少しずつそうなってきたのかもしれませんね。でも操体法は本人に聞けばよいので、あまり自分本位にならないように気をつけてくださいね。経験により身に着くことや見えてくることがあります。敬三先生が文章にまとめて下さった事象を追いかけながら、感覚として覚えていくことが大切です。先ずは、ベーシックな型の繰り返しの中で操体法の神髄を身に着けて欲しいです。操体法は健康で生きるための羅針盤。皆さん一緒に勉強しませんか?

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