頑張らないで、逃げて

今日の生徒さんは、80才になろうとしている女性。膝の痛みは20年のお付き合い。昨年自転車で転んで腰を痛めた。レントゲンでは大きな問題は見つからなかったので、安堵したそうですが、それ以降膝腰の痛みは続き、大好きな山歩きもできなくなっていたとのこと。今日の歩き方も痛みをかばっての足さばき。一歩一歩もかなり慎重な動きです。「このままでは駄目だと思って、ポールウォークで頑張ったけど、痛みが出て長続きしないでため息ばかりなんです。何とかならないでしょうか?」

操体法の理念、自分の体が教えてくれる「よくなる動き・よくなる順序」についての説明を聞いてもらった。

話をじっと聞いて、「楽しみ、もういい年だけどよくなれそうな気がする。けど覚えられるかしら」と不安そう。「頭で覚えるのではなく、体の声を聞く練習、体で覚えていきましょう」と、さっそく操法に移った。先ずは、立位でのねじりの動きを実践。重心移動の法則を感じながら、痛みの見つけ方・逃げ方を練習して、今回はこれを宿題にしました。

続いてベッドで仰臥位での二人操体。初めてなので、動きを誘導しながら歪みを正す操法を実践。ゆったり呼吸をしながらの20分ほどの操法で、「体がほぐれた感じがする。気持ちよい。ほーとする呼吸が良いですね。」

座って腕の操体で終了。終了後歩いてみると、楽になってる。不思議、と歩く速度が速くなっている。何回すれば良いの?どこまで改善できるかしら・・・。秋になって涼しくなったら山に登りたいから、頑張るわ。

少しでもお手伝いができたら嬉しいですが、治りたいと頑張って体をしごかないで下さいね。逃げ方を覚えましょうよ。

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