敬三先生の操法①

 温古堂には、日ごろ明けない箱がいくつかある。手紙・ビデオ・冊子。ビデオは、いまどき見ることも大変になった。この機会に、必要なものだけDVDに変換しようと、昔のビデオの箱を整理することにした。

敬三先生がお元気な頃は、ビデオですらあまり普及されていなかった。あまり診療のシーンが残されていないが、状況が悪いながらもいくつかテレビに放映されたものが残っていた。

「とにかく都合の悪い方があったら反対に動けばよいだけだから、まずやってみなさい。」

不調を持った方へ、ベッドの上で最初に行ったのはつま先上げ。ヒザ裏の圧痛を必ず探る。それも本人が飛び上がるように、痛みを確認させる。圧痛がない人には、良い体だと一言。

つま先上げ操法の後、圧痛を確認してなくなっていたら、必ずそこで一度立たせてしゃがんだり歩かせたりしている。それだけで、体の不調は軽減している様子。

先生の手は、決して強く頑張らせている様子はない。体が元に変えるようにきっと気持ちよい誘導をしているのでしょう。「指先をそり上げて、そこでちょっと頑張っていて、はいぽた。」

「私くらいの経験があれば、患者に聞かなくても気持ちの良いところも緊張が取れてきているかどうかも、指の感覚によってよくわかります。・・・(万病163ページ)」と書き残されています。

そして、「これは経験をつむなかでしかつかめない感覚です。」とあります。自分の体の感覚磨き、日々鍛錬ですね。

一緒に感覚磨きをする仲間募集中。現場に生かす操体法(第一土曜日15時‣第3水曜日16時)二人操体勉強会(第3火曜日18時30分)受講者募集中

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