歯が噛めること

2月15日歯科医の川村秋夫先生の講演を聞きました。日本操体学会の正会員でもある先生のお話は、体を一つのつながりととらえた中での歯の役割と歯科医の務めについてでした。

顎関節症で開かなくなった顎は、なぜそうなったのか?そしてそれを開かせるためには、何が効果的なのか。それを解決できる歯科医になって欲しい。

開かないのを少しずつ無理して開けるようにトレーニングさせる現代のやり方はリスクもあるし、本人が続くのか?そういう時はPNFや操体法の考えで反対の誘導法が効果的である。「操体法は地元で勉強できますよ。」と温古堂のことも紹介して下さいました。

 首のこり・肩こり・頭痛は勿論、股関節痛や腰痛、体の柔軟性にも歯のかみ合わせが関係している。歯の治療を実際する前に、小さなキッチンペーパーやゴムチューブを左右均等に軽く噛んでもらって、あごのくせをとったら、すべての痛みが改善することを実例を示しながら紹介してくださいました。

 つまり歯がしっかりかみ合わせられれば、アゴのくせはとれるし、体の様々な不調を改善できるというわけ。奥歯6番をしっかり安定させればと専門的な指導もありました。

 操体法は、体の不均等な使い方の習慣で歪みができる。そしてそれが不調を起す始まりという考え方です。その歪みをとれば元の良い状態に戻れ、体の不調は消えると考えます。

いくら整っても噛み方がだめなら、噛むたびに筋肉の緊張が起きて不調を作っていきますね。一方全身の歪みのある体のままで、歯のかみ合わせだけ工夫してもなかなか安定しない。体全体を整えることとと歯のかみ合わせをきっちりすることは車の両輪のようです。

 川村先生の資料は公開されています。是非皆さんも見て下さい。

操体法を、体験・勉強したい歯科医の先生大歓迎です。ご一報ください。

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